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2022年4月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2022年4月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

2022年4月(~5月初め)に公式発表された、Twitterの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:Twitterルール

暴力行為の加害者に関するポリシー

新設ポリシーです。既存の暴力行為・テロリストを規制する各種ポリシーとは別に、暴力行為の加害者による声明等の投稿・配信やその投稿者アカウントを削除する規定がさらに追加されました。

これに伴って一覧にも本ポリシーが追加されています。

Twitterにおける政府および国家当局関係メディアアカウントラベルについて

ラベル付けコンテンツの拡散抑制について、軍事紛争中の国がネットのアクセスを遮断している場合の政府関係メディア拡散抑制に関する記述が追加されました。

個人情報および私的なメディアに関するポリシー

以下を本人の許可なく投稿/共有することが禁止されました。

  • 戦争の捕虜を描写するコンテンツ(2022/04/05以降、政府関係メディアのアカウントが投稿するもの)

Twitter、Twitterのサービス、および関連会社

サービス一覧からMoPubが削除されました。

規約改定:Twitter広告ポリシー

広告ポリシー(一覧)

ページ構成がリニューアルされました。リンクされているポリシー自体は変更ありません。

金融商品・サービス

国別規定に以下の規定が追加されました。日本国内については変更ありません。

インド

暗号通貨・NFTの広告は、インド広告基準評議会(ASCI)の仮想デジタル資産向けガイドラインに準拠する必要があります。

英国

以下のカテゴリーで英国向けに広告を配信する場合、金融行為規制機構(FCA)・ジブラルタル金融サービス委員会(GFSC)の認可を受ける必要があります。また、別途Twitterから事前承諾を得る必要もあります。

  • 銀行
  • 証券
  • 保険
  • 投資および貯蓄
  • 債権管理
  • 為替および外国為替
  • 資金運用
  • 保険
  • 投資管理
  • 金融顧問商品

個人支払保険金還付サービスで英国向けに広告を配信する場合、金融行為規制機構(FCA)の認可が必要になりました。

暗号資産派生商品、投機的有価証券・非流動性有価証券、金融データ集約サービスの宣伝が禁止されます。

賭博関連のコンテンツ

国別規定に以下の規定が追加されました。日本国内については変更ありません。

カナダ

オンラインカジノやスポーツくじの宣伝を許可される広告主が、カナダ国内の「政府から認可された団体」から「特定の州政府機関」に変更されました。

単一イベントのスポーツくじの広告について、事前にTwitterの許可を得た場合に限り広告可能という規定が追加されました。

トレンドテイクオーバーに関するガイドライン

国別規定に以下の規定が追加されました。日本国内については変更ありません。

オーストラリア

アルコール飲料関連でトレンドテイクオーバープラスを利用する場合、事前にTwitterの許可を得た場合に限り利用可能になりました。

新機能:Twitterサークル(テスト中)

任意に選択したユーザー(最大150人)にのみツイートを表示できる機能「Twitterサークル」のテストが、一部のユーザーで開始されました。

新機能:Altテキストバッジ正式公開

画像のAltテキストを表示するバッジが、テストを終了し、全世界向けに正式公開されました。

投稿画像に説明文(alt文字列)を設定していると、画像左下に[ALT]というアイコンが表示され、クリックすると説明が表示されます。

新機能:テキスト字幕表示アイコン(テスト中)

動画のテキスト字幕ボタンの試験実装が開始されました。

テキスト字幕トラックがある場合、右上に[cc]ボタンを表示し、クリックするとテキスト字幕の表示/非表示が切り替えられます。

新機能:メンションよけ機能(テスト中)

一部のWeb版ユーザーで「Unmentioning(メンションよけ)」機能のテストが始まりました。

自分が返信以外のメンションを受けているツイートで、右上メニューから[この会話から離れる]をタップすると、自分に対する以下の制限を発動できます。

  • タグ付け解除…該当スレッド(元ツイート&リプライ)で、自分のタグ付けが解除されます。ユーザー名表示は残りますが、クリックしてもプロフィールをたどることはできません。
  • メンション回避…該当スレッドでは他ユーザーが自分にメンションを飛ばすことができなくなります。
  • 通知の非表示化…該当スレッドに対する自分宛ての通知が表示されなくなります。

新機能:ツイート編集機能(テスト予定)

投稿済みツイートの編集(内容変更)について、今後数ヶ月中にTwitter Blueユーザー限定で試験実装を開始する予定、という発表が行われました。(Twitter Blueは日本未公開です)

新機能:コミュニティメンバー除名条件拡大

コミュニティ管理者・モデレーターが、コミュニティ参加メンバーを、コミュニティ内ツイートの有無を問わず(一度も投稿したことのないユーザーに対しても)削除できるようになりました。

Web・Androidで実装済みで、iOS版は開発中です。

新機能:スペースのリマインダーを予定表に追加

ダイレクトメッセージに検索欄が追加され、メッセージやユーザー名をキーワード検索できるようになりました。

新機能:スペース配信開始時に通知

特定ユーザーの投稿等を通知対象にする機能について、ツイート・ライブ動画配信以外にスペースも指定できるようになりました。

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