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2021年9月のLINE仕様変更発表まとめ

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2021年9月に公式発表された、LINEの主要な仕様変更のまとめです。

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要点

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仕様変更:LIFF v1廃止

2021年10月1日に、LIFF v1が予定通り廃止され、順次動作を停止します。

対象バージョンのLIFFを使用している場合は、LIFF v2への移行が必要です。

仕様変更:LINEログインボタン色変更

LINEログインボタンの公式色指定が変更されました。

  • 従来の黄緑に近いグリーンから、より青みがかったグリーン(#06C755)に変更になります。
  • ホバー/クリック用の色変更は、基本色の前面に薄い半透過ブラックのレイヤーをかぶせる仕組みになっています。
  • テキストは最前面レイヤーとして配置します。(ホバー/クリックによる色変更の影響を受けません)

仕様変更:新QRコードリーダー追加&旧リーダー非推奨化

LIFF v2.15.0公開に伴い、LIFFアプリで二次元コード(いわゆるQRコード)を読み込む新メソッド「liff.scanCodeV2()」が追加されました。

  • 従来の「liff.scanCode()」が使用できない最新のiOS版LINEや外部ブラウザでもQRコードリーダーが使用できます。
  • LINEアプリv11.7.0以降、iOS v14.3以降が必要です。(AndroidのISバージョンは不問)
  • リーダーを起動するには[Scan QR]設定をオンにする必要があります。設定はLIFFアプリのチャネル追加時もしくはDevelopersコンソール内で変更できます。
  • 新メソッド登場に伴い、旧メソッド「liff.scanCode()」は非推奨扱いに変更されます。今後は新メソッドの使用が推奨されます。
  • LINEミニアプリでは少し遅れて2021/10/07からサポートされる予定です。

新機能:LIFFアプリ初期化時の自動処理追加

LIFF v2.15.0公開に伴い、外部ブラウザでのLIFFアプリ初期化時にliff.login()を自動で実行できるプロパティ「withLoginOnExternalBrowser」が追加されました。

新機能:LINEログインでの自動ログイン無効化用パラメータ

LINEログインで、自動ログインではなくシングルサインオンを使用したい場合向けに、自動ログイン(SSOより優先)を無効化するiOS/Android両用パラメータ「disable_auto_login」が使えるようになりました。

  • 認証時、URLに「disable_auto_login=true」をパラメータとして付与すると、自動ログインを無効にできます。
  • 従来あった同様のiOS向けパラメータ「disable_ios_auto_login」も引き続き使えますが、LINE側では「disable_auto_login」の方を推奨しています。

仕様変更:メッセージ配信先下限緩和

メッセージ配信時のオーディエンス(配信先)下限が「100以上」→「50以上」に緩和されました。

新機能:混雑時間掲載機能

店舗情報に「混雑する時間帯」が追加できるようになりました。

  • LINEが独自集計した時間別・曜日別の混雑情報が、プラグインリストの「アカウント情報」タブに表示されます。
  • まとまったデータが蓄積されていない店舗では使えません。

新機能:チャットにステータス表示枠追加

チャット画面上部に応答状況等を常時表示しておける領域ができました。

新機能:LINEリサーチ調査データに趣味・関心情報を付与

LINEリサーチの調査回答データに、広告のターゲティング時に使用する趣味・関心の情報を付与できるようになりました。オプション費用なしで利用できます。

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