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2021年5月の各種ブラウザ仕様変更発表まとめ

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2021年5月(~6月初め)に公式発表された、各種ブラウザ関連の主要な仕様変更発表のまとめです。

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要点

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Google Chrome:User-Agent情報短縮(92以降順次)

[詳細続報あり9月のブラウザ仕様変更発表まとめ]

Chrome 92より、ブラウザ判別用のUser-Agent情報を短縮するための変更が段階的に始まります。(Mozilla 5.0など今となっては無駄な文字列が惰性でだらだらと続いている問題への対処)

変更完了後は、Chromeでサイトにアクセスした際のUser-Agentおよび関連JavaScript APIに載るエージェントの情報が大幅に簡略化されます。それ以外の情報が必要な場合は、User-Agent Client Hints API新しいウィンドウで開きますを使う必要があります。

コンテンツの出し分け等の都合で引き続き詳細情報が必要な場合は、変更完了前にプログラムを改修し対応させる必要があります。

変更対象のヘッダー/API

  • HTTPリクエストヘッダーのUser-Agent
  • navigator.userAgent
  • navigator.appVersion
  • navigator.platform

変更完了後も取得できる情報

  • ブラウザ&メジャーバージョン
  • プラットフォーム(OS)名
  • デスクトップ/モバイルの区別

User-Agent短縮までの流れ

変更はいきなり一気に行われるわけではなく、半年以上の準備期間が設けられ、順次変更が適用されます。

  1. Chrome 92より、navigator.userAgent, navigator.appVersion, navigator.platformを使用した場合に開発者ツールで注意喚起
  2. 短縮版User-Agentをオプトインで使用できるようにするオリジントライアルを実装(最低6ヶ月間)
  3. サイト側での準備期間用に、変更猶予の逆オリジントライアルを実施(最低6ヶ月間)
  4. 全てのChrome(※)でバージョン番号表記の短縮を適用し、マイナーバージョン・ビルド・パッチ番号を○.○.○の形で表示するようにする
    ※変更猶予の逆オリジントライアルをオプトインすると、トライアル期間中は変更の対象外となる
  5. デスクトップ版Chrome(※)で、User-Agentおよび関連JavaScript API(navigator.userAgent, navigator.appVersion, navigator.platform)の表記を短縮版に変更する
    ※変更猶予の逆オリジントライアルをオプトインすると、トライアル期間中は変更の対象外となる
  6. Android版Chrome(※)で、User-Agentおよび関連JavaScript API(navigator.userAgent, navigator.appVersion, navigator.platform)の表記を短縮版に変更する
    ※変更猶予の逆オリジントライアルをオプトインすると、トライアル期間中は変更の対象外となる
  7. 変更猶予用の逆オリジントライアルを終了

Google Chrome:SharedArrayBuffer利用時のクロスオリジン分離必須化延期(91以降→92以降)

SharedArrayBufferオブジェクトやメモリ消費量計測用API (performance.measureUserAgentSpecificMemory())の使用時にクロスオリジン分離設定が必要になる変更がChrome 91で予定されていましたが、92以降の予定に延期されました。

Firefox 88:デザイン全面リニューアル、Cookie追跡制限強化等

大幅にリニューアルされたFirefoxがリリースされました。

  • メニュー構成をわかりやすく変更
  • 現在開いているタブがわかりやすくなった
  • プライベートブラウジング時のプライバシーを強化(Cookie追跡制限等)

Internet Explorer 11:Windows 10版サポート終了(2022/06/15)

Windows 10版Internet Explorer 11のサポートが2022年6月15日で終了します。後継としてマイクロソフトではMicrosoft Edgeへの移行を推奨しています。

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