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2022年2月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2022年2月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

2022年2月に公式発表された、Twitterの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:Twitterルール

苦情処理担当者 - インド

ニュース・時事関係の情報発信者に関する規則が追加されました。

インドの法律「2021年情報技術規則(仲介業者ガイドラインおよびデジタルメディア倫理規範)」第5条に定められた、インド国内のニュース・時事関係の情報発信者は、同18条に基づき、自身のTwitterアカウントに関する詳細情報を、インド情報放送省に提供する必要があります。

規約改定:Twitter広告ポリシー

アルコール関連のコンテンツ

ボリビアを対象とするアルコール関連の広告について、以下の要件が新設されました。

  • 言語をスペイン語に限定
  • 以下の注意書きを明記すること
    • EL CONSUMO EXCESIVO DE ALCOHOL ES DAÑINO PARA LA SALUD
      (アルコールの過剰摂取は健康に有害です)
    • VENTA PROHIBIDA A MENORES DE 18 AÑOS DE EDAD
      (18歳未満の人への販売は禁止されています)
  • 注意書きは以下の条件を満たすこと
    • 面積比10%以上
    • 大文字で表記
    • 文字・背景に十分なコントラスト比を確保

金融商品・サービス

  • 暗号通貨の取引所、ホットウォレット、キオスク/ATM、クレジットカード/デビットカードの広告が可能な地域(該当商品が適法である地域)に、フランス、ドイツ、イギリスが追加されました。
  • フランス、ドイツ、イギリス向けの地域別特記事項に以下が追加されました。(各国共通)
    • 暗号通貨関連の商品・サービスの宣伝を行う際は事前にTwitterの許可を得る必要がある
    • 詳細はTwitterに要問い合わせ

賭博関連のコンテンツ

米国において、ギャンブル全般のアフィリエイトおよび情報まとめサイトについて、以下のような一定の制限のもとで許可が行われるよう変更になりました。

  • 広告から運営元サイトへの直接リンクを禁止
  • 広告文や広告のランディングページ(リンク先)に直接賭けを行う機能を持たせることの禁止

日本国内については特に変更はありません。

広告品質ポリシー

  • アニメーション画像について、静止画と同様分かりやすさ・誤解のなさに関する品質担保の対象として明示されました。
  • 動画広告について以下の制約が追加されました。
    • 広告の内容は広告対象となる製品・サービスに関連したものでなくてはならない
    • 広告内の映像・音声に、広告ポリシーによる規制の抜け穴となるような過剰なエフェクトをかけてはならない

その他全体的に文言の微調整が行われました。

トレンドテイクオーバーに関するガイドライン

米国向けの特記事項に、ギャンブルのアフィリエイトおよび情報まとめサイトでトレンドテイクオーバーおよびトレンドテイクオーバープラスを利用する際のガイドラインが追加されました。

  • ギャンブル中毒ホットラインに関する情報の掲載
  • 未成年者を描写しないこと
  • 勝利の描写に不公正あるいは誤解を招くものがないこと
  • 広告から直接運営者サイトにリンクしないこと
  • 広告文やランディングページ(リンク先)に賭け機能を持たせないこと

日本等他地域については変更はありません。

新機能:DMのピン止め(上部固定)

ダイレクトメッセージ一覧にて、スレッドを最大6件まで上部に固定しておけるようになりました。Web・アプリ(iOS・Android)で有効です。

仕様変更:ボット用ラベル表示の実装開始

以前テスト実装された、自動投稿を行うボットアカウント向けラベル表示の本番実装が始まりました。

新機能:メディアの個別センシティブ設定

静止画・動画を個別にセンシティブ設定する機能が、Web版・Android・iOS版の全ユーザーに全面開放されました。なお、一部のiOSユーザーは2/3時点では実装されず、2/26に遅れて実装されています。

新機能:動画・音声の再生速度変更機能

一部ユーザーで、動画・音声の再生速度変更機能が試験実装されました。WebおよびAndroidで、視聴側のユーザー単位で有効になります。

新機能:チップ(投げ銭機能)の決済サービス追加

チップ用決済サービスに、Paga・Flutterwave・Paytmが追加されました。

また、Ethereumアドレスの登録ができるようになりました。

新機能:コミュニティ管理者追加・削除

コミュニティ管理者の追加・削除が可能になりました。Web版Twitterの管理ツールから利用できます。iOS・Android版アプリについては今後の予定となっています。

新機能:検索APIのソート順序設定

検索API(v2)において、ソート順序を関連性順・時系列順のいずれかで並べられるようになりました。

仕様変更:ロシア国営メディアサイトへのラベル付け・表示抑制

ロシア国営メディアサイトへのリンク投稿について、ロシア国営メディアのサイトであることへの注意喚起を行うラベル付けが行われるようになりました。

なお、国営メディアのラベル付けが行われた投稿は、広告による拡散ができなくなり、Twitter内での可視性が抑制されます。

新機能:Twitter Blue限定アプリアイコン

Twitter Blueユーザー向けにアプリアイコンのカスタマイズ機能が開放されました。期間限定のアイコンも利用できます。(Twitter Blueは日本国内未実装です)

新機能:セーフティモードのテスト地域拡大

英語圏の一部においてセーフティモードのテスト対象者拡大が始まりました。

新機能:返信への反対投票機能(テスト)

ツイートに他ユーザーから問題のある返信がついた場合、反対投票(downvote)できる機能の試験実装がWebにおいて拡大されます。近日中にiOS・Androidでも適用される予定です。

反対投票したことは公表されません。

新機能:ツイートへのDM送信アイコン(テスト)

一部iOS版ユーザーにおいて、ツイートに対して投稿者にDMを送るアイコンがテストされています。

なお、DMが送信可能かどうかは、ユーザーのフォロー関係や、フォロー外からのDMを受け付けるかどうかの設定に依存します。

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