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2023年8月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2023年8月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

2023年8月に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:コミュニティ規定

危険な団体および人物

[ポリシーの理念]の部分で以下更新が行われました。

  • Tier1(レベル1)…「Tier1はテロリスト・ヘイト・犯罪集団を含む」「Tier1の個人や組織のリーダー・創設者・主要人物に対する称賛は削除する」という記述が削除されました。
  • Tier3(レベル3)…指定された危険な個人・団体に関する報道・議論の例が追加されました。

投稿禁止事項「危険な組織に対する称賛」について、個人に対しても称賛が禁止になりました。

児童に対する性的搾取、虐待、児童のヌード

投稿禁止事項が追加され、主に非実在の未成年を描画するコンテンツを明示的に禁止する記述が拡大されました。

  • 未成年性搾取コンテンツのうち、非現実のコンテンツ例として、「芸術、AI生成コンテンツ、架空の人物、人形等」という記述が追加されました。
  • 未成年と性的な要素との組み合わせについて、性玩具以外に「性的刺激もしくは願望充足となるあらゆる物体」との組み合わせも禁止対象に加わりました。
  • 性的コンテンツの要求禁止、児童の性的描写の禁止、児童の裸体描写の禁止、性的でない児童虐待の禁止等の項目について、「現実もしくは非現実の」という記述が追加されました。

人的搾取

投稿禁止対象の記述が以下のとおり変更されました。

  • 「性的搾取を目的とした人身売買」に「(未成年とのあらゆる商業性行為、もしくは暴力・詐欺・強制を伴う成年との商業性行為)」と条件が追記されました。
  • 「第三者が他者の性行為を勧誘・促進するか、もしくは(仲介により)何らかの形で利益を得るコンテンツ」が投稿禁止対象に追加されました。

アカウントの保全性と実名の使用

以下の変更が加わりました。

  • Facebookからユーザーに修正を求めるケース(従わない場合アカウント制限/無効化)の条件について、「本名でない氏名の使用」について、「本名でない氏名でのアカウント作成」に記述が変更されました。

規約改定:広告規定

アルコール

アルコール関連の広告出稿禁止対象地域に、ネパールが追加されました。

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