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2023年6月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2023年6月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

2023年6月に公式発表された、Twitterの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:Twitter広告ポリシー

広告ポリシー(一覧)

著作権に関するポリシーへのリンクが削除されました。

成人向けの性的なコンテンツ

全世界共通で以下の変更が行われました。

  • 対象コンテンツの例から「同伴サービス・売春」を削除
  • 「出会い系サイト(Dating sites)」の記述を「出会い系/マッチングサービス(Dating / matching services)」に変更

日本

地域別特記事項が日本向けのみ新設されました。(他地域向けの地域別特記事項はなし)

  • オフラインの出会い系/マッチングサービスは許可
  • 婚活サービス、およびオンラインの出会い系/マッチングサービスは事前にTwitterの認可を受けることを条件に許可(Googleフォームから申し込み)

アルコール関連のコンテンツ

マレーシア

地域別特記事項に以下の内容が追加されました。

  • 追加の編集ガイドライン・年齢ターゲティング制限を遵守すること

反差別的なターゲティング

マレーシア

関連ポリシーのリンク名称変更が反映されました。(リンク先はすでに名称変更済み)
住宅、融資、雇用の機会
Housing, Lending, and Employment Opportunities
 ↓
住宅、融資、信用貸しの機会
Housing, Lending, and Credit Opportunities

著作権に関するポリシー

ポリシーが削除されました。なお、Twitterルールの方の著作権に関するポリシー新しいウィンドウで開きますは存続しています。

薬物、薬物関連品

以下の変更が行われました。

  • 禁止対象薬物の例の一覧から「違法薬物」「快楽目的の薬物」が削除されました。
  • 薬物・薬物関連品の広告を出す全広告主について、Twitterによる事前の認可が義務付けられるようになりました。希望者はGoogleフォームからの申し込みが必要です。
  • 大麻関連の広告のコンテンツに関する人々の描写制限について、「消費イメージを描写しないこと」という条件が追加されました。

金融商品・サービス

以下が変更されました。

  • 金融商品サービスの広告を出す全広告主について、Twitterによる事前の認可が義務付けられるようになりました。希望者はGoogleフォームからの申し込みが必要です。
  • 上記に伴い、地域別特記事項で一部の商品ジャンルについていた、Twitterへの問い合わせに関する注意書きが一律削除されました。
  • グローバル規制対象の例に「金融データ集約サービス」が追加されました。
  • 暗号通貨関連広告の配信許可地域に、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ガーナ、ケニア、マケドニア、パキスタン、セルビアが追加されました。なお、これらの地域は、Twitterの事前認可が必要である旨の注意書きが地域別特記事項に追加されました。

賭博関連のコンテンツ

ギャンブル関連の広告を出す全広告主について、Twitterによる事前の認可が義務付けられるようになりました。希望者はGoogleフォームからの申し込みが必要です。

その他地域別の変更としては以下の通りです。

ガーナ

スポーツベッティングの広告について、広告主がガーナゲーミング委員会から認可を受けた場合に限り許可されるようになりました。

健康および医薬品に関する商品とサービス

  • ポリシー対象に「ヘルスケアコミュニケーション(疾患啓発)」が追加されました。
  • 要事前認可の広告の問い合わせ先がGoogleフォームに変更されました。

政治に関するコンテンツ

地域別特記事項について以下が追加されました。

カナダ

  • 選挙期間・選挙前期間以外に限り、政治関連コンテンツが以下の条件で許可されます。
    • 虚偽もしくは誤解を招くコンテンツを含まないこと(選挙関連の誤情報、選挙参加者への脅迫・妨害、選挙に関する名誉棄損等)
    • 関連情報公開規定やコンテンツ要件を遵守すること
  • 政治運動に関する広告は禁止です。

タバコとタバコ用品

タバコのCSR広告が以下の条件付きで解禁されました。

  • 地域…日本を含む世界約160地域(全世界解禁ではない)
  • 関係法令・規則・広告ガイドラインを遵守すること
  • 年齢ターゲティング…21歳以上(20歳は不可)
  • CSR用の広告のみ可
  • ブランドの宣伝をしないこと
  • タバコ関連商品を表示させないこと
  • 虚偽もしくは誤解を招く主張を入れないこと
  • タバコを使用・消費する描写を入れないこと

希望する広告主はTwitterから事前に認可を受ける必要があります。(Googleフォームから申し込み)

武器と武器用品

ポリシーで禁止対象となる商品の例から以下が削除されました。

  • 銃器の部品および用具
  • 爆薬/爆弾およびその材料・製造器具

仕様変更:グループDMの人数上限拡大

ダイレクトメッセージのグループ配信時の人数上限が100人に拡大されました。今後数週間でさらに拡大される予定です。

新機能:キャッシュタグの株価リアルタイム表示

eToroとのパートナーシップにより、キャッシュタグでの株価チャート表示に、リアルタイムの数値が反映されるようになりました。

仕様変更:ツイート編集時間拡大(Twitter Blue限定)

Twitter Blueユーザー向けの、投稿後にツイートを編集できる時間が、投稿後1時間までに拡大されました。

新機能:ハイライトタブ

Twitter Blueユーザー専用機能として、プロフィール表示に「ハイライト」タブが追加されます。自分の作品のツイート等を任意にハイライトに追加して紹介できるようになります。

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