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2021年11月のLINE仕様変更発表まとめ

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2021年11月に公式発表された、LINEの主要な仕様変更のまとめです。

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要点

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仕様変更:LINEタイムラインから「LINE VOOM」への移行

11/25に、LINEのタイムライン機能が「LINE VOOM」という名称に変わり、フォロー制のSNSとして大幅にリニューアルされました。

  • 投稿の表示先が、「友だち」から「フォロワー」に変わります。フォローは友だち(メッセージ送受信できる関係)とは別扱いで、友だちであってもフォロワーでない人には投稿は表示されません。また、元々友だちでないユーザー間のフォロー/被フォローはメッセージ送受信許可に影響しません。
  • 投稿に対する「いいね」やコメント、さらにそのコメントへの返信等が可能です。
  • フォロワーが投稿を「シェア」することで、フォロワーのフォロワーへも元投稿が拡散されます。(公開範囲を、あらかじめ作成した友だちリストのメンバーのみに限定することも可能)
  • LINE公式アカウントの既存の「友だち」は、LINE VOOMでは「フォロワー」に移行されます。
  • ユーザーが公式アカウントをブロックした場合、フォローについては自動解除されなくなります。

新機能:メッセージのステップ配信で開封・クリックが計測可能に

メッセージのステップ配信の分析画面で、「開封数(率)」と「クリック数(率)」が確認できるようになりました。

Web版管理画面でのみ利用できます。また、各指標数値が20に満たない場合は数値は表示されません。

仕様変更:APIによるリッチメニュー作成・削除のレート上限引き下げ

APIを使ってリッチメニューを作成・削除する際のレート上限が大幅に引き下げられました。

変更前は毎秒2000回まで使えましたが、変更後は1時間に100回までしか使えなくなります。(従来の1/72000に削減)

なお、LINE Official Account Managerで作成するリッチメニューはこの制限の対象外です。

仕様変更:LINE独自のUnicode絵文字廃止

2022/3/31以降、LINE独自のUnicode絵文字が表示されなくなります。

※LINE独自のUnicode絵文字…Unicodeの文字コードポイント表の領域内に、Unicodeで規定されていないLINE独自の絵文字を配置したもの

対象の文字は、廃止前に投稿されたメッセージも含めて、廃止後文字化けとなって読めなくなります。

代替手法としては、emojisプロパティを使用した「LINE絵文字」が推奨されています。

新機能:メッセージスタンプ内のテキスト取得

Messaging APIに、メッセージスタンプでユーザーが入力したテキストを取得する機能が追加されました。

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