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2020年11月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2020年11月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

2020年11月(~12月初め)に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

規約改定:コミュニティ規定

はじめに

  • [意見に対するFacebookの取り組みの再確認]のセクションで、公益のために必要と判断される情報へのペナルティ執行保留について、例として戦争を扱ったコンテンツの扱いが追記されました。
  • [尊厳]のセクションについて、規定執行の判断材料の部分が加筆修正され、規定違反のコンテンツへのペナルティは入手可能な情報に基づいて判断すること、周辺情報を含めた総合的判断によって執行条件が限定される場合があることなどが追記されました。
  • 本規約において正となる言語が「英語版」から「アメリカ英語版」に細分化されました。

※参照:Introduction / はじめに
 https://www.facebook.com/communitystandards/introduction新しいウィンドウで開きます

1. 暴力と扇動

投稿禁止対象(ペナルティ執行の際には要背景情報調査)として以下が追加されました。

  • 性的少数者の性自認暴露
  • ヴェール非着用女性の画像の無許可公開
  • 法的機関職員への脅迫
  • 犯罪被疑者への脅迫
  • イベント会場への武器持ち込みに関する発言
  • 脅迫的内容が暗に示される暗号文的な発言

※参照:1. Violence and Incitement / 暴力と扇動
 https://www.facebook.com/communitystandards/credible_violence新しいウィンドウで開きます

3. 危害を加えるための計画および犯罪の宣伝

投稿禁止対象(ペナルティ執行の際には要背景情報調査)として以下が追加されました。

  • 訴訟に関わっている個人(目撃者等)の身元を特定するコンテンツ
  • 画像/映像作成者が偽装され、それにより一般に危害が及ぶ可能性があるコンテンツ

※参照:3. Coordinating Harm and Publicizing Crime / 危害を加えるための計画および犯罪の宣伝
 https://www.facebook.com/communitystandards/coordinating_harm_publicizing_crime新しいウィンドウで開きます

5. 不正行為および詐欺

以下の投稿禁止対象について、ペナルティ執行が条件付き(要背景情報調査)に変更されました。

  • 賄賂
  • 横領
  • 資金洗浄

以下が投稿禁止対象から除外されました。

  • チャリティ詐欺・偽募金
  • 債務免除・信用情報回復詐欺

※参照:5. Fraud and Deception / 不正行為および詐欺
 https://www.facebook.com/communitystandards/fraud_deception新しいウィンドウで開きます

6. 自殺と自傷行為

投稿禁止対象(ペナルティ執行の際には要背景情報調査)として「遺書」が追加されました。

遺書とみなされる投稿は、自殺/自殺未遂の事実確認が取れた場合、削除されることがあります。

※参照:6. Suicide and Self-Injury / 自殺と自傷行為
 https://www.facebook.com/communitystandards/suicide_self_injury_violence新しいウィンドウで開きます

7. 児童に対する性的搾取、虐待、児童のヌード

警告ラベル表示(執行の際には要背景情報調査)として、「飢饉・虐殺・戦争等の報道内で児童の裸体描写があるもの」が追加されました。(他の規定違反で削除対象となった場合は削除されます)

※参照:7. Child Sexual Exploitation, Abuse and Nudity / 児童に対する性的搾取、虐待、児童のヌード
 https://www.facebook.com/communitystandards/child_nudity_sexual_exploitation新しいウィンドウで開きます

8. 成人に対する性的搾取

  • ポリシーの基本理念の部分で、本項が被害防止を目的とした被害者からの情報共有を妨げるものではないこと、外部サイトの有害情報にリンクするコンテンツを削除する場合があることなどが追記されました。
  • 同意のない性的接触を描写するフィクションの動画(実写・手描き等ジャンル問わず)について、視聴制限年齢(18歳以上)および警告ラベル表示を行う可能性があることが追記されました。(背景情報等の調査を経てFacebook側で判断)
  • 同意のない性的接触を推奨するコンテンツがペナルティで削除された場合、アカウントが停止される場合もあることが追記されました。(背景情報等の調査を経てFacebook側で判断)
  • 性的サービスに関する投稿の禁止規定が、本項から[15. 性的行為の勧誘]に移動しました。

※参照:8. Sexual Exploitation of Adults / 成人に対する性的搾取
 https://www.facebook.com/communitystandards/sexual_exploitation_adults新しいウィンドウで開きます

9. いじめと嫌がらせ

  • 投稿禁止対象に、「対象者がセクハラの被害者であることを理由とした嫌がらせ」が追加されました。
  • 私人・未成年公人/著名人に対する各種禁止行為規定(死を望む表現など)の保護対象に、「自分の意志と関係なく公人/著名人になった人」も追加されました。
  • 私人および自分の意志と関係なく公人/著名人になった未成年者に対する各種禁止行為規定(知性の劣る動物に例える表現など)の保護対象に、「自分の意志と関係なく公人/著名人になった成年者」が追加されました。(「未成年」という年齢制限が削除されました)
  • 禁止行為のうち、「人格や能力を否定する主張(成人で犯罪容疑がある場合を除く)」について、「犯罪容疑への言及により対象者が危機にさらされる場合は投稿が削除されることがある」と条件が付記されました。
  • 禁止行為のうち、「宗教上のアイデンティティや冒とくの有無に関する主張」について、「『暴力と扇動』に関するポリシーが適用される危険な状況にある国を除く」という条件が削除されました。
  • 禁止対象に以下が追加されました。(ペナルティ執行の際には要背景情報調査)
    ・望ましくないページ/グループやコンテンツを通じて個人を標的にする投稿
    ・自分をブロックした相手への再接触用に別アカウントを作成する行為
    ・女性に対する侮辱語を用いた攻撃的投稿
    ・その他の被害者が通報を要すると判断した投稿
    ・人の死を賞賛・祝福・嘲笑するコンテンツ
    ・いじめや嫌がらせを呼びかけるコンテンツ

※参照:9. Bullying and Harassment / いじめと嫌がらせ
 https://www.facebook.com/communitystandards/bullying新しいウィンドウで開きます

11. プライバシー違反と画像のプライバシー権

投稿禁止対象の部分がほぼ全面改稿・再編されました。
大きく、個人識別情報とその他のプライバシー情報に分けて整理されています。

  • 個人識別情報…公的身分証明書情報、個人識別情報、デジタルサービスのID/パスワードなど
  • その他のプライバシー…財務情報、居住情報、健康情報など

禁止対象(ペナルティ執行の際には要背景情報調査)に以下が追加されました。

  • 亡命者を暴露して危険にさらす投稿
  • 医療/保健施設内の人の描写

※参照:11. Privacy Violations and Image Privacy Rights / プライバシー違反と画像のプライバシー権
 https://www.facebook.com/communitystandards/privacy_violations_image_rights新しいウィンドウで開きます

12. ヘイトスピーチ

投稿禁止対象(ペナルティ執行の際には要背景情報調査)に、「他人の性指向や性自認を変えさせようとする製品・サービスの提供を明示するコンテンツ」が追加されました。

※参照:12. Hate Speech / ヘイトスピーチ
 https://www.facebook.com/communitystandards/hate_speech新しいウィンドウで開きます

13. 暴力や過激な描写を含むコンテンツ

削除対象(ペナルティ執行の際には要背景情報調査)に、「暴力による個人の死を写した写真/映像」が追加されました。※遺族からの削除リクエストが必要です

※参照:13. Violent and Graphic Content / 暴力や過激な描写を含むコンテンツ
 https://www.facebook.com/communitystandards/graphic_violence新しいウィンドウで開きます

14. 成人のヌードと性的行為

  • ポリシーの基本理念の部分で、出産時や健康関連の写真で性器や肛門が写っているものについては、警告ラベルが表示される(≒削除ペナルティの対象から除外される)ことが追記されました。
  • 投稿禁止対象「女性の胸をつかむ行為」について、胸をつかんでいると判定される条件の詳細が追加されました。
  • 教育目的のデジタルコンテンツ(投稿禁止の例外)について、視聴年齢制限(18歳未満禁止)が条件に加わりました。
  • 新たに「視聴年齢制限(18歳未満禁止)」の区分が新設されました。以下のコンテンツが対象となります。
    ・性行為を描写する芸術作品(物理的に存在するもの)、およびそれを写した写真/映像
    ・性行為が暗示される広告
    ・性行為が暗示されるフィクション画像
    ・[性行為の直接描写を含まない][風刺・ユーモアの文脈である][体形や外形のみが見える]ものについて、Facebookが性行為の範疇に含めるデジタルコンテンツ

※参照:14. Adult Nudity and Sexual Activity / 成人のヌードと性的行為
 https://www.facebook.com/communitystandards/adult_nudity_sexual_activity新しいウィンドウで開きます

15. 性的行為の勧誘

  • ポリシーの基本理念で、本項の狙いとして性的被害の防止に関する言及が追記されました。
  • 性的サービスに関する投稿の禁止規定が、[8. 成人に対する性的搾取]から本項に移動しました。

※参照:15. Sexual Solicitation / 性的行為の勧誘
 https://www.facebook.com/communitystandards/sexual_solicitation新しいウィンドウで開きます

17. 偽装

投稿禁止対象から「コンテンツの出所について一般の人々を欺く可能性のある画像/映像」が除外されました。

※参照:17. Misrepresentation / 偽装
 https://www.facebook.com/communitystandards/misrepresentation新しいウィンドウで開きます

22. 加工されたメディア

ディープフェイク映像の投稿禁止について、「ペナルティ執行の際には要背景情報調査」に条件が変更されました。

※参照:22. Manipulated Media / 加工されたメディア
 https://www.facebook.com/communitystandards/manipulated_media新しいウィンドウで開きます

23. 追悼アカウント

追悼プロフィールに対する悪質なコメント等を、遺族の申し立てによりFacebookが削除する制度について、「行う場合があります(may)」が「行います(will)」に変更されました。

※参照:23. Memorialization / 追悼アカウント
 https://www.facebook.com/communitystandards/memorialization新しいウィンドウで開きます

26. その他の未成年者の保護

未成年私人の特定を目的としたコンテンツで本人が危険にさらされるリスクがある場合、Facebookは外部の要請によりコンテンツを削除する場合がある(要背景情報調査)という規定が追加されました。

※参照:26. Additional Protection of Minors / その他の未成年者の保護
 https://www.facebook.com/communitystandards/additional_protection_minors新しいウィンドウで開きます

27. 監督委員会

新設項目です。Facebook内の表現に関する意思決定機関「監督委員会(Oversight Board)」について記載されています。

※参照:27. Oversight Board
 https://www.facebook.com/communitystandards/oversight_board新しいウィンドウで開きます ※トップに転送される場合は言語を英語に設定してください
 監督委員会
 https://oversightboard.com/新しいウィンドウで開きます

規約改定:開発者ポリシー

7. ゲーム

7.4.i…インスタントゲーム中でユーザーから個人情報やその他のセンシティブな情報を取得してはならない、という規定が追加されました。

※参照:Facebook開発者ポリシー
 https://developers.facebook.com/devpolicy新しいウィンドウで開きます

規約改定:Facebook Liveに関するポリシー

2. Facebook Liveに関する一般ポリシー

収録映像配信をライブ配信のように誤解させる見せ方の禁止について、見出しが[禁止されているビジネス手法]→[禁止されている手法]に変更になり、非商用配信についても同様の制限が課せられることが明示されました。

※参照:Facebook Liveに関するポリシー
 https://www.facebook.com/policies/live/新しいウィンドウで開きます

仕様変更:Graph API / Marketing API 9.0公開

Graph API v9.0およびMarketing API v9.0の提供が2020/11/11に開始されました。開発者側で対応を要する主な要素は以下の通りです。

  • ユーザーデータ削除リクエストへの受付
  • リード獲得広告関連の仕様変更対応
    CRMにデータを渡すシステムは、v9.0に移行する前にleads_retrieval許可をAdvanced Accessレベルに上げるリクエストを行う必要があります。
    ※v9.0にアップグレードせずv8.0の利用を継続する場合、2021/02/09までにleads_retrivalの利用をアプリ開発者画面で申請し許可を受ける必要があります。(行わない場合データ取得ができなくなります)

今回の新バージョン公開により、旧バージョンAPIの提供終了日は以下の通りとなります。

  • 2021/02/08…Marketing API v6.0提供終了
  • 2021/03/03…Marketing API v7.0提供終了
  • 2021/05/04…Graph API v3.2提供終了

※参照:Introducing Graph v9.0 and Marketing API v9.0 - Facebook for Developers (2020/11/11)
 https://developers.facebook.com/blog/post/2020/11/10/introducing-graph-v9-marketing-api-v9/新しいウィンドウで開きます

仕様変更:Messenger API一部機能停止(ヨーロッパ向け)

2020年12月16日より、Messenger APIで、ヨーロッパのユーザーに対して以下の機能が使用できなくなります。

  • 永続メニュー
  • ワンタイム通知
  • 一部のテンプレート、音声/映像添付、ボタン

以下の機能は引き続き有効です。

  • 文字・静止画の送受信
  • チャット開始ボタン
  • アイスブレイカー、クイック返信
  • 汎用テンプレート、ボタンテンプレート、メディアテンプレート(Android/iOSのみ)
  • URLボタン、ポストバックボタン、通話ボタン(Android/iOSのみ)
  • プライベート返信、m.me 形式の短縮URL、メッセージ受付プラグイン
  • Webview
  • ハンドオーバープロトコル

※参照:Upcoming Changes to the Messenger API - Facebook for Developers (2020/12/05)
 https://developers.facebook.com/blog/post/2020/12/04/upcoming-changes-messenger-api/新しいウィンドウで開きます

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