デジタルマーケティングTips

2026年5月のX(旧Twitter)規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2026年5月のX(旧Twitter)規約改定・仕様変更発表まとめ

2026年5月に公式発表された、X(旧Twitter)の主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

記事バックナンバー一覧

[X(旧Twitter) | LINE | Instagram/Threads | Facebook | YouTube/Google広告]

※規約改定は原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいています。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等にてご確認ください。

要点

メルマガでも情報を配信中です! ぜひご登録ください。

規約改定:広告ポリシー>金融商品・サービス

金融情報サービス制限緩和(フランス、米国)

以下の変更が行われました。

  • [金融データ集約サービス]の広告が制限付きで許可される地域に、フランス・米国が追加されました。
  • これに伴い該当国の国別特記事項も新設され、フランスについて「広告主は必要な認可を保持すること」という記述が追加されました。

グローバルな金融系情報サービスを運営している企業等は、フランス・米国を広告配信先に追加するか、検討の余地があります。

規約改定:広告ポリシー>賭博関連のコンテンツ

スポーツくじ規制緩和(パラグアイ)

  • パラグアイ向けの地域別特記事項が新設されました。
    スポーツくじについて、「広告主が国家賭博委員会(CONAJZAR)からの認可を保持していれば広告可能」と条件付きで許可されました。

広告主がスポーツくじの広告配信をグローバルに展開している場合、パラグアイ向けには当局の認可を得るか、配信先から除外するかの判断が必要になります。

規約改定:広告ポリシー>広告品質ポリシー

広告内URL・絵文字規制の復活

以下の規制について、2026年4月更新で一度解除されていましたが、5月に再度復活しました。

  • 広告テキスト内のURL使用が再度禁止になりました。
  • 広告内絵文字の制限について、「1文字まで可」(2文字以上は禁止)という制限が再度適用されました。
    日本・韓国以外を配信先に含まない広告・ブーストが例外的にこの規制の対象外である点も従来通りです。

広告を運用している場合、以下のチェックと、該当する場合修正が必要です。

  • URL…テキスト内に含まれている場合は削除する
  • 絵文字…日本・韓国以外の地域が配信先に含まれる場合、絵文字は最重要の1文字だけ残して、あとは削除するか別の文字に置換する

規約改定:開発者規約

概要説明文追加

配下の各規約・ポリシーの冒頭(タイトルのすぐ下)に、規約・ポリシーの概要・役割に関する説明文が追加されました。

その下にある本文部分への変更はなく、開発者側で対応が必要な事項はありません。

規約改定:Xルール>Xリミットについて

未認証アカウントの投稿上限大幅引き下げ

  • 1日あたりの投稿数制限が変更され、認証つきアカウントとそれ以外(無料/ベーシック)で大幅な格差が付けられました。
    変更前 変更後
    認証あり 2400回/日 制限撤廃
    認証なし 2400回/日 通常投稿…50回/日
    返信…200回/日
    なお、上記の日次上限がさらに30分単位で48分割される点は従来通りです。上限まで使い切った場合、30分ごとに約1.04回分(返信は約4.17回分)が緩やかに解禁されるのを待つ必要があります。
    投稿数・返信数の多い無料アカウント(キャンペーン関連の連絡等で一時的に大きく増える場合も対象)は、プレミアム(ベーシック除く)/プレミアムビジネス/プレミアム組織等の認証マーク付き有料アカウントに移行する必要があります。
    ※「ベーシック」は認証マーク付与機能がないため、有料プランであっても認証アカウントにはなれず、投稿制限の除外対象になりません。
  • 「リポストをポストとしてカウントする」という記述が削除されました。リポストは上記投稿数制限の範囲外となります。

規約改定:Xルール>データ処理についての詳細情報

個人情報委託先の一部変更(身分証明書データ)

  • アカウントの本人確認時に使う身分証明書データの処理委託先が、Au10tixからPersona社に変更されました。

企業の内部規定等で、担当者個人情報の越境委託先に地域制限がある場合は注意が必要です。

規約改定:Xルール>US Take It Down Act

米国新法の性的投稿削除申請に対応

新設ポリシーです。

  • 米国Take It Down法施行に伴い、実在被写体のいる性的コンテンツの無断公開について削除要請を行うための手順が掲載されました。

本ポリシーの新設による要対応事項の追加は特にありません。禁止規定の詳細は別ポリシー(Private Content新しいウィンドウで開きます/個人情報新しいウィンドウで開きます)への参照となっています。

仕様変更:API月額制Basicプラン廃止(従量課金制に強制移行)

2026年6月1日をもってBasicプラン(月払い・年払い)が廃止されることが、5月22日に発表されました。該当ユーザーは6月1日以降の次の契約更新日に、自動的に従量課金制(Pay-Per-Use)に切り替えられます。
※以下価格はすべて5/22発表時点の情報です

  • 移行後の初期チャージ残高…Basic月払いからの場合US$200、年払いからの場合、月割りの残り月数の残高となります。
    なお、これらの残高は、月払い・年払いの元々の契約期間が満了すると失効・消滅します。
  • オートチャージ…初期設定では、残高が残りわずかになると、[US$10]を切った時点で[US$200]分のオートチャージが発動します。
  • 金額上限…初期設定時の利用上限は各請求期間ごとに[US$400]までです。

Basicプランの開発者は、移行に伴ってオートチャージや金額上限の設定を行い、意図しない高額請求を防ぐ必要があります。

従量課金制移行を希望しない場合、2026年6月1日までであれば、開発者ポータルの設定で移行をオプトアウトできます。ただし、これは事実上の利用停止(退会)扱いで、月額制は維持されません。また、オプトアウト設定を行うと元に戻せません。

Proプランはどうなる?

既存Proプラン(US$5000/月)は5月22日の発表時点では当面継続されますが、該当する開発者は引き続き注意が必要です。

仕様変更:APIクレジットオートチャージ発動条件変更

2026年5月21日をもって、オートチャージの仕様が変更されました。
オートチャージ有効設定下で、無料クーポンで獲得したクレジットを使い切った場合のオートチャージ発動の有無が変わります。

変更前 変更後
無料クレジットが切れたらオートチャージが発動するか 発動しない
(課金クレジット切れと別動作)
発動する
(課金クレジット切れと同じ動作)

無料クーポン利用時のオートチャージ発動を避けたい場合は、設定でオートチャージ自体をオフにする必要があります。

仕様変更:API検索インデックス移行

X API検索エンドポイントが使う検索インデックスが、新しいものに移行しました。これにより以下が変更されました。

  • パフォーマンスの向上(応答高速化、503エラーの減少、正確性・関連性の改善)
  • いいね・返信・リポスト数の下限設定(フィルタリング)に対応
    ⇒エンゲージメントの多い投稿だけを抽出可能に
  • リポスト(リツイート)をキーワード検索結果から除外

既存の検索機能自体は新検索インデックスに移行しても動作しますが、該当機能を使用する開発者は、移行による影響がないか注意する必要があります。

新機能:Creator Connect

  • クリエイター(宣伝コンテンツ制作者)とブランド(広告主)をAIで自動マッチングし、ブランドにクリエイターをおすすめするサービス「Creator Connect」が5月19日に発表されました。
  • 発表時点では、「ブランドのキャンペーンニーズに応じて、プラットフォーム上で適したクリエイターを紹介する(suggests the most suitable creators on the platform for a brand's specific campaign needs)」と概要が紹介されているのみで、詳細は未発表です。

興味のある広告主は、X社のクライアントパートナーに問い合わせるか、X公式アカウント(@XBusiness新しいウィンドウで開きます / @XCreators新しいウィンドウで開きます)からの続報を待つ必要があります。

新機能:コミュニティノートリクエスト時の提供情報強化

コミュニティノート関連で、5月30日付で以下の機能が追加されました。

  • リクエスト理由欄…ノートのリクエスト(ノート作成権限のない人が権限保有者に依頼する機能)を送る際に、説明欄が追加され、コミュニティノートがなぜ必要なのかを記入できるようになりました。

リクエスト送信ユーザーは、説明を追加すると、リクエストがノート作成者に拾われやすくなる可能性があります。

マックスマウスからのお知らせ

SNSマーケティング担当者向けのお役立ち情報をメールマガジンでお届け!

SNS規約改定・仕様変更の情報はもちろん、情報発信の安定化・効率化、SNSを活用したプロモーションなどなど、SNS/Webマーケティング関係者向けの課題解決に役立つ、便利なサービス情報や活用法などをご案内します。

いますぐご登録ください!