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2023年10月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2023年10月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

2023年10月に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:コミュニティ規定

暴力と扇動

投稿禁止(要背景情報)

「暗号文のような内容で暴力を背景に脅迫を暗示するもの」について、「脅迫の兆候」「状況的な兆候」の条件が双方満たされることが条件として追加されました。また、脅迫と状況についての例もそれぞれ種類別に分割されました。

暴力や過激な描写を含むコンテンツ

投稿禁止

警告ラベル付きコンテンツに対する加虐的発言の禁止について、対象コンテンツのうち「胎児・新生児の画像」が、「子宮外」かつ「亡くなった」胎児・新生児に条件が限定されました。

警告ラベル表示

一部の対象の条件が追加・変更されました。

  • 胎児・新生児の残酷死亡描写へのラベル表示…傷等の残酷な描写の有無に関わらず、胎児・新生児が死亡しており、かつ単独で描写されている(他の人物が画像内に含まれていない)場合は対象になるよう変更されました。
  • 新生児遺棄の画像へのラベル表示…胎児の子宮外遺棄も対象に追加されました。

新機能:一斉配信チャンネル(メッセージ多人数配信)

FacebookおよびMessengerで、Facebookページ管理者(クリエイター・著名人等)が多人数のフォロワーにメッセージを一斉配信できる機能「一斉配信チャンネル(ブロードキャストチャンネル)」が、数週間程度で順次実装されます。

  • テキストメッセージのほか、写真・動画・音声・アンケート(投票)を送信することも可能です。
  • 一斉配信チャンネルのメッセージ配信先は、ページの全フォロワーが自動的に移行するわけではありません。ページがチャンネル作成後初回のメッセージを作成したときに、ページのフォロワーに対して、チャンネル参加を促す通知が1度だけ送られ、参加を選択したフォロワーのみが配信先になります。その後は、ユーザーがページのプロフィール表示から一斉配信チャンネルへの参加を選択した場合に配信先に追加されます。
  • 一斉配信チャンネルはコミュニティ規定的には公開投稿相当の規定が適用されます。見た目的にはプライベートメッセージですが、規制のかかり方はページ投稿等と同等です。
  • メッセージを送れるのはFacebookページ管理者側のみです。受信側(フォロワー)の取れるアクションはリアクション(いいね等)やアンケート投票等に限定されます。

新機能:広告非表示になる月額課金オプション(欧州限定)

欧州で2023年11月から、広告を表示しない月額制課金制度が開始します。

対象はFacebookとInstagramで、価格はWebだと月額9.99ユーロ、iOS/Androidだと月額12.99ユーロです。

従来通り、広告が表示されることを条件に無料で利用することも可能です。

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