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2022年3月のLINE仕様変更発表まとめ

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2022年3月に公式発表された、LINEの主要な仕様変更のまとめです。

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要点

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規約改定:プライバシーポリシー

2022年3月15日付けでLINEプライバシーポリシーが改定されました。

3.c.ii.提携事業者から取得するパーソナルデータ

提携事業者経由での個人情報・行動履歴等の取得に関する規定が追加されました。

4.c.セキュリティ・不正利用の防止

パーソナルデータの利用目的として、「通報内容や違法投稿などを監視・確認し、当該通報内容や違法投稿などを分析するなどして不正利用防止ツールを開発する」が追加されました。

4.d.お客様に最適化されたコンテンツの提供

LINEによるユーザーのパーソナルデータの利用目的として、以下が追加されました。

  • 提携事業者経由で取得した識別情報と、LINEが保有する個人情報・個人関連情報を結合させて、公式アカウントからユーザーへメッセージ・アンケート・広告等を配信する
  • 提携事業者経由で取得した識別情報等により広告の効果を測定する
  • 提携事業者経由で取得した識別情報と、LINEが保有する個人情報・個人関連情報・サービス利用状況等を結合させて、統計情報を作成し、提携事業者に提供する

5.パーソナルデータの提供

データ提供先の情報へのリンク、データ提供先が増える場合はプライバシーポリシー内で告知される旨の記述が追加されました。

海外へのデータ移転先について「主な」「主要な」という記述が削除され、ポリシーに記載されていない海外移転先の存在する可能性が排除されました。

5.b.業務委託

業務委託の一環としてパーソナルデータが海外の業務委託先に委託されることがある旨と、対象地域が明記されました。委託先はOECDプライバシーガイドライン8原則に基づいてデータを取り扱います。

5.c.グループ会社間の共同利用

パーソナルデータのグループ会社間共同利用について、海外のグループ会社が対象に含まれる旨と、対象地域が明記されました。共同利用先はOECDプライバシーガイドライン8原則に基づいてデータを取り扱います。

5.e.他事業者と連携したサービス提供や広告配信

提携事業者に対するユーザー識別情報の提供について、海外の提携事業者に提供される旨と、そのうちOECDプライバシーガイドライン8原則の対象となる地域が明記されました。

6.b.パーソナルデータの保管場所

データ保管先について、欧州委員会による十分性認定を受けている旨が追記されました。

規約改定:開発者契約

5.7…所在国/地域の登録に関する規定が追加されました。

仕様変更:所在地未設定の場合の表示変更

3/24以降、チャネル権限の同意画面のデザインが変更になります。

企業の所在国・地域が未設定の場合、所在国・地域が「未確認」と明示されるようになります。

新機能:Flex Message機能拡張

Flex Message Update 3がリリースされ、以下の機能が追加されました。

  • 動画表示
  • ボックスの幅・高さの上限指定
  • 行間隔調整

新機能:Webhook再送機能

4月上旬以降、Webhookによるボット応答が正常に到達しなかった場合、一定の間隔を置いて再送できるようになります。なお、実施するにはLINE Developersコンソールでの設定が必要です。

新機能:LINEリサーチ(ライト)での興味関心による分析機能

LINEリサーチ・ライトコースのWeb集計分析軸に、「趣味・関心」のカテゴリ別分布が追加されました。これを利用した広告配信戦略の立案等が可能になります。

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