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2020年10月のLINE仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2020年10月のLINE仕様変更発表まとめ

2020年10月に公式発表された、LINEの主要な仕様変更のまとめです。

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仕様変更:Webhook関連の環境移行

チャットボットの応答等に使用するWebhook関連で、通知元のLINEプラットフォームのアップデートが行われます。利用している場合は2021年1月31日までが移行期間となるため、その間に動作確認を行う必要があります。

  • SSL/TLSのバージョン…TLS1.0/1.1のサポートが終了し、TLS1.3がサポート対象となります。
  • HTTPのバージョン…HTTP/2がサポート対象に加わります。
  • 対応ルート認証局…以前は「LINEが信頼する認証局」に限定されていましたが、一般的に広く信頼される認証局であればよくなります。

※参照:ニュース: 2021年1月末をもってWebhook通知元におけるTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します | LINE Developers (2020/10/06)
 https://developers.line.biz/ja/news/2020/10/06/update-webhook-client-and-root-certificate/新しいウィンドウで開きます

仕様変更:Messaging APIアップデート

Flex Message Update 2がリリースされ、機能が大幅に向上しました。変更点概要は以下の通りです。

  • カルーセルのバブル上限拡張(10→12)
  • コンポーネントの配置指定方法追加
  • ボックス背景に線形グラデーション指定可能
  • ボックスのコンテンツに空配列が使用可能になり、一部のレイアウト指定を効率化
  • APNG画像のアニメーション再生 ※問題発生により一時的に利用不可
  • アイコン・テキスト・スパンのサイズ指定でピクセル数使用可能(画像はパーセンテージも可)
  • ボタンの文字列が字数超過の場合自動縮小にできる
  • スペーサー廃止

※参照:ニュース: 【更新】Flex Message Update 2がリリースされました | LINE Developers (2020/10/08)
 https://developers.line.biz/ja/news/2020/10/08/flex-message-update-2-released/新しいウィンドウで開きます

新機能:LINEマーケットプレイス

サードパーティー企業がLINE提供のプラットフォーム上でLINE連携サービス(アプリ)を提供できる「LINEマーケットプレイス」の提供が始まりました。提供を希望する企業はLINEの審査を受ける必要があります。

※参照:LINE、自社開発なしでLINE APIと接続できるアプリを提供する「LINEマーケットプレイス」をオープン | LINE for Business (2020/10/15)
 https://www.linebiz.com/jp/news/20201015/新しいウィンドウで開きます
 LINEマーケットプレイス
 https://line-marketplace.com/jp/app/新しいウィンドウで開きます

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