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2019年9月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

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2019年9月に公式発表された、Twitterの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

規約改定:Twitterルール>金融詐欺に関するポリシー

新規ポリシーです。オンライン送金詐欺やフィッシング詐欺を禁止するポリシーが追加されました。

※参照:Financial scam policy / 金融詐欺に関するポリシー
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/financial-scam新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/financial-scam新しいウィンドウで開きます
 Twitter公式アカウント(@TwitterSafety)の投稿(2019/09/23)
 https://twitter.com/TwitterSafety/status/1176190505757106177新しいウィンドウで開きます

規約改定:Twitterルール>なりすましに関するポリシー

  • アカウント停止等、違反時の罰則規定が明示されました。
  • なりすましでない本人のアカウントが誤りで停止された場合などは異議申し立てが可能です。

※参照:Impersonation policy / なりすましに関するポリシー
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/twitter-impersonation-policy新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-impersonation-policy新しいウィンドウで開きます

規約改定:Twitterルール>プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー

参照先として「金融詐欺に関するポリシー」へのリンクが追加され、それに伴い冒頭の更新年月表記も3月から9月に更新されました。

※参照:Platform manipulation and spam policy / プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/platform-manipulation新しいウィンドウで開きます

規約改定:広告ポリシー>賭博関連のコンテンツ

インドでファンタジースポーツ関連の広告に関する規制が追加されました。

※ファンタジースポーツ…現実のプロ選手の中から自分だけのチームを構成して対戦する、米国等で流行するシミュレーションゲームの一種。シーズン中の選手の実際の活躍度による賞金払い戻しなど、スポーツくじ的な側面があります

※参照:Gambling content / 賭博関連のコンテンツ
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/restricted-content-policies/gambling-content.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/restricted-content-policies/gambling-content.html新しいウィンドウで開きます

仕様変更:SMSでのツイート機能停止

SMS経由でTwitterへの投稿を行う機能が停止されました。その後、SMS経由の投稿への依存度が高い一部の地域でのみ再解禁されました。

※参照:Twitter公式アカウント(@TwitterSupport)の投稿(2019/09/04)
 https://twitter.com/TwitterSupport/status/1169334339672231936新しいウィンドウで開きます
 https://twitter.com/TwitterSupport/status/1169650597064142848新しいウィンドウで開きます

新機能&仕様変更:リアルタイムフィルタリング用新APIエンドポイント&旧API廃止

公開投稿をリアルタイムでフィルタリングできるAPIエンドポイント「Filtered stream」が公開されました。

特長

従来あったstatuses/filterエンドポイントと比べて以下の点が強化されています。

  • キーワード・ユーザー・言語に加え、ハッシュタグ、添付メディア、プロフィール情報、RT、メンション、リンク、絵文字でもフィルタリング可能
  • 複数のルールを独立してセット可能
  • 切断なしでルールの運用が可能
  • 有害コンテンツの可能性が高いものを排除可能
  • 拡張機能に対応(詳細はドキュメント参照)新しいウィンドウで開きます
  • 応答形式を選択可能(詳細はドキュメント参照)新しいウィンドウで開きます

上限

  • 処理件数…月間50万ツイート、秒間50ツイートまで
  • フィルタ設定数…10個まで

利用条件

利用するには、開発者アカウントを作成したうえで承認手続きを完了し、Twitter Labへのアクセス権を得る必要があります。

旧APIの廃止

新エンドポイントの発表に伴い、従来のstatuses/filterエンドポイントは、将来的に6ヶ月の移行期間を設けて廃止される予定です。

※参照:New filtered stream endpoints available in Labs, and the future of statuses/filter - Twitter Developers (2019/09/19)
 https://twittercommunity.com/t/new-filtered-stream-endpoints-available-in-labs-and-the-future-of-statuses-filter/129888新しいウィンドウで開きます
 Twitter公式アカウント(@TwitterDev)の投稿(2019/09/19)
 https://twitter.com/TwitterDev/status/1174361480734466048新しいウィンドウで開きます
 Filtered stream - Twitter Developers
 https://developer.twitter.com/en/docs/labs/filtered-stream/overview新しいウィンドウで開きます

新機能:「返信を非表示にする」機能

7月からカナダで先行試験実装されている、自分の投稿に対する返信をスレッド表示から除外する機能が、地域を拡大し、日本・米国でも試験実装されました。

  • コメントを非表示にする権限を持つのは、返信された元ツイート(他のツイートにぶら下がっていない一次投稿)の投稿者です。
  • スレッド除外は全ユーザーに同等に適用されます。(Facebookのコメント削除等と異なり、返信の投稿者にもスレッドから除外されたことが見て分かります)
  • スレッド表示から除外された返信は、元投稿の右下に表示される専用のアイコンをタップすると表示できます。
  • あくまでスレッドからの除外であり、返信そのものが消えるわけではありません。
  • カナダでの初期先行実装からの変更点として、投稿を非表示にする際に、返信投稿者のアカウントをブロックするか確認するメニューが表示されるようになりました。

※参照:More control over your conversations: now available in Japan and the US! / Twitterでの会話をより管理できるようになります:日米で新機能のテストを開始 - Twitter Blog (2019/09/19)
 https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2019/controlexpansion.html新しいウィンドウで開きます
 https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2019/more-control-over-your-conversations.html新しいウィンドウで開きます
 Twitter公式アカウントの投稿 (2019/09/19)
 https://twitter.com/TwitterSupport/status/1174790755455385601新しいウィンドウで開きます

新機能:リスト機能強化(iOS)

iOS版Twitterアプリで、リストの機能が強化されました。

  • リストを最大5件までピン留め(常時上部表示)可能
  • リストを並べ替え可能
  • スワイプで素早くリストを移動できるように変更

※参照:Twitter公式アカウントの投稿 (2019/09/23)
 https://twitter.com/Twitter/status/1176225981067071489新しいウィンドウで開きます

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