デジタルマーケティングTips

2019年11月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像

2019年11月(~12月初め)に公式発表された、Twitterの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

記事バックナンバー一覧
2021年: 01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 / 07 / 08 / 09 / 10
2020年: 01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 / 07 / 08 / 09 / 10 / 11 / 12
2019年: 01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 / 07 / 08 / 09 / 10 / 11 / 12
2018年: 07 / 08 / 09 / 10 / 11 / 12

[Twitter | LINE | Instagram | Facebook]

※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

規約改定:Twitter利用規約

Twitter利用規約が2020年1月1日に改訂される予定です。現行の2018/5/25版からの主な変更点は以下の通りです。

全世界共通の主な変更点

3. 本サービス上のコンテンツ>ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾

  • ユーザーがTwitterに許諾する行為の中に、「キュレーション、変形、翻訳」が含まれることが明示されました。
  • Twitterがユーザーのコンテンツを他者に提供する際の手段として、リツイートが追加されました。

4. 本サービスの利用

  • Twitterのサービス提供制限の形態について、「本サービス上のコンテンツの配信または表示の制限」が追加されました
  • セキュリティ研究者はTwitterの脆弱性報告プログラムに従わなければならないという記述が追加されました。

規約の地域区分・契約主体変更に伴う主な変更点

これまで[米国]と[それ以外]で分かれていた規約が、[EU/EEA諸国]と[それ以外]に分け直されました。日本など[米国][EU/EEA諸国]のいずれにも含まれない国は、米国と同じ規約に合意することになります。また、契約主体となる法人も、(英語版規約では)日本のユーザーの契約先はアイルランド法人から米国法人に変更になります。

これに伴い、規約のベースそのものが、(英語版規約では)米国外版から米国版に切り替わることになり、これに伴う変更が発生します。

なお、日本語版では2019/12/19時点で、EU/EEA以外の地域(日本はここに含まれる)は米国も含めて規約のベースは旧EU/EEA版、契約先はアイルランド法人のままです。このため、同じ地域でも言語によって内容や契約先が食い違う現象が発生しています。

5. 免責事項と責任の制限

英語版規約で、これまで米国版にあった以下の項目が追加されます。(日本語版では未掲載です)

  • サービスが現状有姿(as is)で提供されること
  • 責任制限事項(補償上限をUS$100とする、など)

6. 一般条件

英語版規約で、これまで米国版にあった以下の項目が追加されます。(日本語版では未掲載です)

  • 本規約がカリフォルニア州法に準拠すること
  • 訴訟時の第一審裁判所を米国カリフォルニア州サンフランシスコ郡の裁判所とすること(および、米国の連邦・州・地方自治体が訴訟主体である場合の例外事項)

※参照:Twitterサービス利用規約
 https://twitter.com/en/tos新しいウィンドウで開きます
 https://twitter.com/ja/tos新しいウィンドウで開きます
 Twitter公式アカウント(@TwitterSafety)の投稿(2019/12/02)
 https://twitter.com/TwitterSafety/status/1201562425331503109新しいウィンドウで開きます

規約改定:Twitterプライバシーポリシー

Twitterプライバシーポリシーが2020年1月1日に改訂される予定です。現行の2018/5/25版からの主な変更点は以下の通りです。

記載追加

以下の記述が追加されます。

  • 1.2 公開情報:広告にユーザーが反応(いいね・RT・返信等)した場合、広告主はユーザーの情報を取得することがあること
  • 2.6 広告主とその他の広告パートナー:広告に関して、パートナーや関連会社とTwitterの持つ情報は組み合わされることがあること
  • 2.9 推測に基づくパーソナライズ(複数のユーザー端末間でのパーソナライズ から名称変更):Twitterに登録したメールアドレスが、ほかのメールアドレスと共通要素を持つ場合(同じ姓名をつけている場合など)に、推測に基づいてパーソナライズを紐づけることがあること
  • 3.2 サービスプロバイダー:Twitterが契約している各種サービスプロバイダーは、Twitter上で取得する個人情報に該当しないデータを自らのために利用することがあること
  • 3.5 非個人情報:Twitterが共有または公開する非個人情報に[人口統計][推測される興味関心]を追加
  • 4.3 反対、制限または同意の撤回:プライバシー設定がTwitterのシステム全体に完全に反映されるまで多少時間がかかることがあること

個人情報管理者の変更

米国・EU/EEA以外の国(日本も含まれる)に居住するユーザーの個人情報管理者が以下のとおり変更されます。

  • 変更前:Twitter International Company(アイルランド)
  • 変更後:Twitter, Inc.(米国)

※参照:Twitterプライバシーポリシー
 https://twitter.com/en/privacy新しいウィンドウで開きます
 https://twitter.com/ja/privacy新しいウィンドウで開きます

規約改定:Twitterルール

データ処理についての詳細情報(旧称:データ処理と法的根拠の概要)

  • ページ名が変更されました。
  • [Twitter APIのWeb活用により収集されたデータ][利用者が所有しているとTwitterが推測する端末]の情報収集について、「利用者から事前に同意を得てTwitterがデータ処理を行う情報」という記述が外され、「利用者がTwitterと共有する情報」の範囲に含まれるようになりました。
  • [Twitterが処理する個人データのソース] [Twitterが個人データを共有する可能性のあるサードパーティーのカテゴリー]のセクションが追加されました。Twitterが取り使う個人情報の種類と、その共有先・共有対象の詳細が記載されています。

※参照:Additional information about data processing / データ処理についての詳細情報
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/data-processing-legal-bases新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/data-processing-legal-bases新しいウィンドウで開きます

センシティブな画像/動画に関するポリシー

報告の流れに関する説明が、実際の表示項目の更新に合わせて書き換えられました。制限内容そのものに関する変更はありません。

※参照:Sensitive media policy / センシティブな画像/動画に関するポリシー
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/media-policy新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/media-policy新しいウィンドウで開きます

合意のない裸体の描写に関するポリシー

報告の流れに関する説明が、実際の表示項目の更新に合わせて書き換えられました。制限内容そのものに関する変更はありません。

※参照:Non-consensual nudity policy / 合意のない裸体の描写に関するポリシー
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/intimate-media新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/intimate-media新しいウィンドウで開きます

違反の報告

報告の起点となるコンテンツにリストが追加されました。

※参照:Report violations / 違反の報告
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/twitter-report-violation新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-report-violation新しいウィンドウで開きます

Twitter上の警告とその意味

  • 公共の利益があるツイートについて、ペナルティ時のエンゲージメント制限に関する記述が追加されました。
  • [凍結されたアカウントによるツイートに関する警告]のセクションが追加されました。
  • キーワードでミュートを行っている場合、それによって非表示になっているツイートはその旨警告を表示する記述が追加されました。

※参照:Notices on Twitter and what they mean /Twitter上の警告とその意味
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/notices-on-twitter新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/notices-on-twitter新しいウィンドウで開きます

規約改定:広告ポリシー

禁止コンテンツ>政治に関するコンテンツ

  • 政治に関するコンテンツの広告出稿が全世界的に禁止されました。(選挙等も含みます)
  • これに伴い、ポリシーの分類も[制限]から[禁止]に変更されました。(URLも変更)
  • Twitter広告を使わない投稿は今まで通り可能です。
  • なお、米国に限り、一定の条件を満たすニュースメディアはTwitterに申請し許可を受けることで、一定の制限のもとで政治に関するコンテンツの広告出稿が可能です。

※参照:Political Content / 政治に関するコンテンツ
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/prohibited-content-policies/political-content.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/prohibited-content-policies/political-content.html新しいウィンドウで開きます
 Political Content FAQs
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/prohibited-content-policies/political-content/political-content-faqs11.html新しいウィンドウで開きます
 How to get exempted as a News Publisher / ニュースパブリッシャーとして適用除外される方法
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/restricted-content-policies/political-content/issue-ads-news-exemption.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/restricted-content-policies/political-content/issue-ads-news-exemption.html新しいウィンドウで開きます

制限コンテンツ>理念に基づく広告

社会啓発活動に関する広告用の制限規定が新設されました。

主に、政治に関する広告が原則全面禁止されたあとに、社会啓発系の広告が抜け道として利用されないような規定が記載されています。

禁止事項

  • 位置情報・キーワード・興味関心以外のターゲティング
  • 政治にかかわる個人・団体の代理としての広告出稿
  • ランディングページから政治にかかわる個人・団体へ直接リンクする行為

制限事項

  • 広告の主目的を政治的・法務的・規範的な成果としてはならない
  • 広告は組織が公的に宣言している価値・原則・信念に紐づいていなければならない

※参照:Cause-based Advertising / 理念に基づく広告
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/restricted-content-policies/cause-based-advertising.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/restricted-content-policies/cause-based-advertising.html新しいウィンドウで開きます
 Cause-based Advertising FAQs / 理念に基づく広告に関するよくある質問
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/restricted-content-policies/cause-based-advertising/cause-based-advertising-faqs.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/restricted-content-policies/cause-based-advertising/cause-based-advertising-faqs.html新しいウィンドウで開きます
 Cause-based Advertising Certification
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/restricted-content-policies/cause-based-advertising/cause-based-certification1.html新しいウィンドウで開きます

禁止コンテンツ>薬物、薬物関連品

国別ポリシーについて、米国にのみ適用される規定が追加されました。

カンナビジオール(CBD)関連の広告について、認定された広告主にのみ以下の条件で広告出稿が許可されるようになります。

  • Twitterによる事前認可の必須化
  • 21歳未満への表示禁止
  • 一部の州でのターゲティング制限

※参照:Drugs and Drug Paraphernalia / 薬物、薬物関連品
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/prohibited-content-policies/drugs-and-drug-paraphernalia.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/prohibited-content-policies/drugs-and-drug-paraphernalia.html新しいウィンドウで開きます

禁止コンテンツ>絶滅危惧種

販売や関連商品の広告出稿が禁止されている絶滅危惧種の例のリストが一部入れ替わりました。

なお、挙げられているのはあくまで例であり、対象が「絶滅危惧種」全体であることは変わらないため、リストからの除外が必ずしも禁止解除を示すわけではありません。

リストに追加

  • イランブチイモリ(Iranian Spotted Newt)
  • イトマキエイ(Manta & Devil Rays)
  • ウミガメ(Marine Turtle)
  • カワウソ(Otter)
  • センザンコウ(Pangolin)
  • ヘサキリクガメ(Ploughshare Tortoise)
  • 霊長類各種(Primate)
  • サイ(Rhinoceros)
  • ノコギリザメ(Sawfish)

リストから除外

  • マンモス(Mammoth)
  • ホッキョクグマ(Polar Bear)
  • トナカイ(Reindeer)
  • セイウチ(Walrus)
  • シマウマ(Zebra)

※参照:Endangered Species / 絶滅危惧種
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/prohibited-content-policies/endangered-species-products.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/prohibited-content-policies/endangered-species-products.html新しいウィンドウで開きます

禁止コンテンツ>不適切なコンテンツ

禁止対象とする内容が再編され、比較的主観的な表現中心だった項目が、より客観的・具体的に危害を加える行為を指すものに切り替わりました。

※参照:Inappropriate Content / 不適切なコンテンツ
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/prohibited-content-policies/inappropriate-content.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/prohibited-content-policies/inappropriate-content.html新しいウィンドウで開きます

制限コンテンツ>金融商品・サービス

キャッシュローンおよびP2Pレンディングに関する広告が全世界で禁止されました。

※参照:Financial products and services / 金融商品・サービス
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/restricted-content-policies/financial-services.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/restricted-content-policies/financial-services.html新しいウィンドウで開きます

制限コンテンツ>健康および医薬品に関する商品とサービス

  • 英語版のページ名が「Health and Pharmaceutical Products and Services」から「Healthcare」に変更されました。
  • Twitterの事前承諾が必要な健康関連のサービスに、[中絶に関する意見広告]が追加されました。

※参照:Healthcare / 健康および医薬品に関する商品とサービス
 https://business.twitter.com/en/help/ads-policies/restricted-content-policies/health-and-pharmaceutical-products-and-services.html新しいウィンドウで開きます
 https://business.twitter.com/ja/help/ads-policies/restricted-content-policies/health-and-pharmaceutical-products-and-services.html新しいウィンドウで開きます

規約改定(準備):故人の非アクティブアカウントの削除一時凍結と追悼方法の整備について

一部で騒動になった非アクティブアカウントの削除予告に関する説明が行われ、以下の方針が発表されました。

  • 亡くなったユーザーを追悼する方法を改めて整備するまで、利用実態のないアカウントの削除を行わない
  • 将来的には、利用実態のないアカウントの削除について拡大する可能性があり、その場合は世界中の様々な規定に準拠しつつ進める

背景として、欧州のGDPR対応として欧州のアカウントを対象とした措置を行う予定であったという経緯の説明、結果として亡くなったユーザーのアカウントに対する配慮が不足していたことへの反省などが併せて投稿されました。

※参照:Twitter公式アカウント(@TwitterSupport)の投稿(2019/11/27)
 https://twitter.com/TwitterSupport/status/1199777312054493184新しいウィンドウで開きます
 Inactive account policy / 運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー ※今回特に更新はありません
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/inactive-twitter-accounts新しいウィンドウで開きます
 https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/inactive-twitter-accounts新しいウィンドウで開きます
 How to contact Twitter about a deceased family member's account ※今回特に更新はありません
 https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/contact-twitter-about-a-deceased-family-members-account新しいウィンドウで開きます

規約改定(準備):Twitterルール>合成や操作を含むメディアに関するポリシー 事前準備ヒアリング

Twitterルール「合成または悪意を持って操作されたメディアに対するポリシー」新設のための意見収集が11/13~28の間行われました。

※参照:Help us shape our approach to synthetic and manipulated media / 合成または悪意を持って操作されたメディアに対する ポリシーの策定にご協力ください
 https://blog.twitter.com/en_us/topics/company/2019/synthetic_manipulated_media_policy_feedback.html新しいウィンドウで開きます
 https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2019/synthetic_manipulated_media_policy_feedback_ja.html新しいウィンドウで開きます

新機能:WebAuthnを使った2段階認証の開始

WebAuthnによる2段階認証が使えるようになりました。携帯電話による2段階認証が使用できない人向けの代替手段として活用できます。

※参照:Twitter公式アカウント(@TwitterSafety)の投稿 (2019/11/21)
 https://twitter.com/TwitterSafety/status/1197621020229804054新しいウィンドウで開きます
 Twitter公式アカウント(@TwitterSupport)の投稿 (2019/11/21)
 https://twitter.com/TwitterSupport/status/1197630682631221248新しいウィンドウで開きます
 2要素認証を使う方法
 https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/two-factor-authentication新しいウィンドウで開きます

新機能:トピックフォロー機能

トピック単位のフォローが今後数か月で実装されることが発表されました。

Instagramでいうハッシュタグのフォローに近い感じで、ユーザーの代わりにトピックをフォローするだけで、該当するツイートをまとめてチェックできるようになります。

※参照:Introducing Topics / トピックスをご紹介します
 https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2019/introducing-topics.html新しいウィンドウで開きます
 https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2019/introducing-topics-ja.html新しいウィンドウで開きます
 Twitter公式アカウント(@Twitter)の投稿 (2019/11/11)
 https://twitter.com/Twitter/status/1186690182017437696新しいウィンドウで開きます

新機能:返信非表示機能本番公開

自分の元投稿についた返信を個別にスレッド非表示にする機能が、カナダ・日本・米国でのテストを経て全世界で公開されました。

※参照:More control over your conversations: now available globally / 会話をもっと管理しやすく:日本・米国・カナダでのテストを経て全世界で公開へ
 https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2019/more-control-over-your-conversations-globally.html新しいウィンドウで開きます
 https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2019/more-control-over-your-conversations-globally_ja.html新しいウィンドウで開きます

マックスマウスでは、企業公式Twitter・Instagram・LINE・Facebookページ等ソーシャルメディアの運用支援、SNS用APIを活用したWebシステム開発サービスを提供しております。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。