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ad:tech tokyo 2010 セミナー・イベントレポートを掲載しました
2010年10月28、29日、世界最大級のデジタル・マーケティング・カンファレンスである「ad:tech Tokyo 2010」が開催されました。日本での開催は今回で2度目となる同カンファレンス。国内外を代表する広告・マーケティング関係者が一堂に会し、マーケティング・コミュニケーションの最新事情について議論が交わされました。
当社からは企画制作部シニアプロデューサー古川仁がパネリストとして登壇させていただきました。
左から二人目(右から四人目)が古川
当社が参加したカンファレンスでは、「ユーザへのリーチを最適化するロケーションベースでの広告プランニング」と題し、日本国内での位置情報サービス事例とその動向を紹介。モバイル端末における進化とこれからの広告のあり方を話しました。
古川からは、制作・実装の立場から、技術的な可能性と実現する上での注意事項を述べさせていただきました。
カンファレンスではまず、業界別視点の位置情報サービス動向から、位置情報サービスによる有効点を紹介。位置情報サービスが、広告コンテンツとしても体験のツールとしても使用される事例を取り上げ、ソーシャルゲームや仮想現実(Augmented Reality)といった既存施策と親和性が高く、リアルの演出などユーザの感情を捉える上で有効である点が伝えられました。
次に挙げられたのが、ビジネスモデル、プライバシー、リーチといった課題について。詳細な位置情報は個人情報にあたり、パーソナライズされた情報が提供可能であることから、位置情報の活用について企画から実装の各段階において注意が必要であることが確認されました。
最後に語られたのは、位置情報サービスにおける将来の展望。今後、モバイル機器の性能が向上し、ソーシャルメディアの一層の浸透が考えられることから、特にソーシャル・コミュニケーションにおける位置情報の活用はますます活性化するのではないかという予測で締めくくりました。
活発な議論が繰り広げられました
参考:カンファレンス概要(ad:tech tokyo 2010 より)
Strategic Mobile Marketing:
ユーザへのリーチを最適化するロケーションベースでの広告プランニング
開催日時:
2010年10月28日 14:30~15:20
カンファレンス内容:
テーマ「位置情報サービスと広告の未来」
日本国内での位置情報サービス事例とその動向を紹介しながら、モバイル端末における進化とこれからの広告のあり方を説きます。
- ・位置情報サービスの最新事例
- ・モバイル端末に置けるLocation Based Adとは?
- ・リアルを演出する要素とタイミング
パネリスト(敬称略):
古川 仁
株式会社マックスマウス
企画制作部 シニアプロデューサー
金山 明煥
工学博士
東京急行電鉄株式会社
グループ事業本部 課長
加藤 隆志
株式会社マピオン 事業開発部 マネジャー
ケータイ国盗り合戦 プロデューサー
佐々木 康晴
株式会社電通
コミュニケーション・デザイン・センター クリエーティブ・ディレクター
モデレーター(敬称略):
上路 健介
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
テクノロジーミライワークス チーフ テクニカルメディア プロデューサー